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22-09 No.1 [音楽]

★ダイレクト・トランスファー CD-R 2022年9月新譜 3点発売★
発売予定:2022年9月下旬発売予定 価格:各1枚 ¥800(税込み)
※セット販売ではありません。1枚づつお申し込みいただけます。

78CDR-3881
モーツァルト:交響曲第25番ハ短調 K.183
オットー・クレンペラー指揮
パリ・プロ・ムジカ管弦楽団
仏 POLYDOR A6345/6
1950年2月パリ、プレイエル音楽堂録音
オットー・クレンペラー(1885-1973)はドイツ生まれ、1910年からドイツ各地の
オペラハウスでキャリアを積んだ。1927年から31年にはベルリンのクロール・オ
ペラの指揮者をつとめた。ユダヤ人だった彼は1937年ナチスの迫害を逃れてアメ
リカに移住、市民権を得てロサンジェルス・フィルハーモニーの音楽監督になっ
た。だがカリフォルニアの土地にはなじめずその地位を離れた。第2次世界大戦
が終わるとヨーロッパ楽壇に復帰した。この録音はヨーロッパ復帰直後にパリで
行われた。プロムジカ管弦楽団の実体はラムルー管弦楽団。この録音はSPレコ
ード末期のもので日本ではほとんど知られていなかったもの。このシリーズで同
時期に録音された交響曲「リンツ」(78CDR-3433)が出ている。
復刻には「音のエジソン」 http://www.otono-edison.com/ SPレコード専用
MC型カートリッジの上級モデル「ゼロSP 78rpm」(3mil 針)とコルグのNu 1
DSD録音機を使用した。

78CDR-3882
モーツァルト:ピアノ・ソナタ第13番変ロ長調 K.333
リリー・クラウス(ピアノ)
英 PARLOPHONE R.20566/7
1948年5月7日録音
リリー・クラウス(1905-1986)はハンガリー生まれの女流ピアニスト。17歳でブ
ダペスト音楽院に入り、ベラ・バルトーク(1881-1945)、ゾルタン・コダーイ
(1882-1967)に師事した。1922年ウィーンに赴き、ウィーン音楽アカデミーでア
ルトゥール・シュナーベル(1882-1951)とエドゥアルト・シュトイアマン(1892-
1964)についてさらに研鑽を積んだ。1930年代からモーツァルトやベートーヴェ
ンの演奏家として名声を上げ、ヴァイオリンのシモン・ゴールドベルク(1909-
1993)と共演して各国で評判をとった。1942年インドネシア公演中にゴールドベ
ルクと共に日本軍によって拘留され大戦集結まで軟禁された。戦後イギリス国
籍を取得して演奏活動を再開、1967年からアメリカに定住した。
復刻には「音のエジソン」 http://www.otono-edison.com/ SPレコード専用
MC型カートリッジの上級モデル「ゼロSP 78rpm」(3mil 針)とコルグのNu 1
DSD録音機を使用した。

78CDR-3883
モーツァルト:弦楽四重奏曲第15番ニ短調 K.421
ブレック弦楽四重奏団
ハリー・ブレック(第1ヴァイオリン)
エドワード・シルヴァーマン(第2ヴァイオリン)
ダグラス・トンプソン(ヴィオラ)
ウィリアム・プリース(チェロ)
英 DECCA K923/5
1940年3月5日ロンドン、ウェスト・ハムステッド、デッカ・スタジオ録音
リーダーのハリー・ブレック(1910-1999)はロンドン生まれ。9歳でヴァイオリン
を始め、トリニティ音楽院に学び、その後プラハでオタカール・シェフチーク
(1852-1934)の薫陶を得た。ハレ管弦楽団に入団しながらマンチェスター音楽大
学でアーサー・カテラルの指導を受け、1930年にBBC交響楽団に入団し1936年ま
で在籍、退団後ブレック四重奏団を結成した。第2次世界大戦中にメンバーのシ
ルバーマンが心臓病で、トンプソンが飛行訓練中に死去、プリースの兵役など
でメンバー交代があったが1950年まで活動を続けた。一方、戦時中の1942年に
ロンドン・ウィンド・アンサンブルを設立して指揮活動をはじめ、1949年には
ロンドン・モーツァルト・プレイヤーズを設立して、1984年まで首席指揮者を
務めた。
復刻には「音のエジソン」 http://www.otono-edison.com/ SPレコード専用
MC型カートリッジの上級モデル「ゼロSP 78rpm」(3mil 針)とコルグのNu 1
DSD録音機を使用した。
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22-08 No.1 [音楽]

★ダイレクト・トランスファー CD-R 2022年8月新譜 3点発売★
発売予定:2022年8月下旬発売予定 価格:各1枚 ¥800(税込み)
※セット販売ではありません。1枚づつお申し込みいただけます。

78CDR-3878 ※機械式録音盤(電気録音以前)の復刻音源
チャイコフスキー:
交響曲第6番ロ短調作品74「悲愴」
ブルーノ・ワルター指揮
ベルリン国立歌劇場管弦楽団
独 POLYDOR 69771/5
1925年3月ベルリン録音
ブルーノ・ワルター(1876-1962)はドイツ出身の大指揮者。ベルリンのシュテル
ン音楽院を卒業後ピアニストとしてデビュー、後に指揮者に転向した。1894年
ハンブルク歌劇場の指揮者だった時、音楽監督のグスタフ・マーラー(1860-
1911)と出会い親交を深めた。その後ウィーン国立歌劇場、ライプツィヒ・ゲ
ヴァントハウス管弦楽団の楽長、音楽監督を歴任、またウィーン・フィルやベ
ルリン・フィルも指揮した。1938年オーストリアがナチス・ドイツに併合され
ると迫害を逃れてフランス、イギリスを経てアメリカに移住した。この録音は
ラッパ吹き込み末期のもので、ワルターはこの曲をその後再録音をしなかった
ので貴重な一枚。
復刻には「音のエジソン」http://www.otono-edison.com/ SPレコード専用
MC型カートリッジ、スピリッツ(4mil針)とコルグのNu 1DSD録音機を使用した。

78CDR-3879
ブラームス:
ピアノ四重奏曲第1番ト短調作品25
ルドルフ・ゼルキン(ピアノ)
ブッシュ弦楽四重奏団のメンバー;
アドルフ・ブッシュ(第1ヴァイオリン)
フーゴー・ゴッテスマン(ヴィオラ)
ヘルマン・ブッシュ(チェロ)
英 COLUMBIA LX 8685/89
1949年5月25日ロンドン、アビー・ロードEMI第3スタジオ録音
ブッシュ弦楽四重奏団のリーダー、アドルフ・ブッシュ(1891-1952)と、ブッ
シュの娘婿でピアニストのルドルフ・ゼルキン(1903-1991)が第2次世界大戦後
の1949年にロンドンのアビー・ロードで録音した一枚。ピアノ四重奏曲第2番
作品26は1932年に開設間もない同スタジオでHMVに録音されていた(78CDR-3790)。
この時のヴィオラ奏者はカール・ドクトルだった。
復刻には「音のエジソン」http://www.otono-edison.com/ SPレコード専用
MC型カートリッジ、スピリッツ(4mil針)とコルグのNu 1DSD録音機を使用した。


78CDR-3880 ※機械式録音(電気録音以前の)を含む
辻吉之助&辻久子 父・娘SP録音集

(1)ジョスランの子守唄(ゴダール)
(2)スコットランドの釣鐘草
辻吉之助(ヴァイオリン) 岩淵繁造(ピアノ)
日NITTO RECORD 1064A/B 大正13年(1924年)1月発売
機械式録音(ラッパ吹き込み) 

(3)ユモレスク(ドヴォルザーク) 途中大きな雑音
(4)ホーム・スイート・ホーム(ビショップ) 途中大きな雑音
辻吉之助(K. YOSHIDAの表記)(ヴァイオリン)
日NITTO RECORD 945A/B 大正12年(1923年)9月発売
機械式録音(ラッパ吹き込み)

(5)トロイメライ(シューマン)
(6)夏の名残りのバラ(庭の千草)変奏曲
辻吉之助(K. YOSHIDAの表記)(ヴァイオリン)
日NITTO RECORD 925A/B 大正12年(1923年)8月発売
機械式録音(ラッパ吹き込み)

(7)アヴェ・マリア(シューベルト)
(8)序奏とタランテラ作品43(サラサーテ)
辻久子(ヴァイオリン), 田中園子(ピアノ)
日NITCHIKU(ニッチク)JW 723A/B (1944年録音)

(9)マラゲーニャ(アルベニス)
辻久子(ヴァイオリン), 田中園子(ピアノ)
国際文化振興会 KBS-1003B(1944年録音)

辻吉之助(1898-1985)は京都出身。初め福井富之助に師事し、吉田吉之助を名
乗っていた。その後、大正末期に来日したヴァイオリニスト、ボリス・ラス
(1894-不詳)に師事した。昭和期になり、宝塚管弦楽団のコンサート・マスタ
ーをつとめた。弟子に娘の辻久子、久保田良作、和波孝禧がいた。辻久子
(1926-2021)は天才少女として1935年9歳でリサイタル・デビュー。1938年毎日
新聞社主催の音楽コンクール・ヴァイオリン部門で第1位。その後、第一線で
活躍した。織田作之助の小説「道なき道」主人公の少女・寿子(ひさこ)のモデ
ルとなった。1984年、父・吉之助との生活を題材にしたドラマ「弦鳴りやまず」
が毎日放送によりTVシリーズ化され、自身も出演した。今回のSP復刻は初め
てと思われる。
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MC型カートリッジ、スピリッツ(4mil針)とコルグのNu 1DSD録音機を使用した。
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22-07 No.1 [音楽]

★ダイレクト・トランスファー CD-R 2022年7月新譜 3点発売★
発売予定:2022年7月下旬発売予定 価格:各1枚 ¥800(税込み)
※セット販売ではありません。1枚づつお申し込みいただけます。

78CDR-3875
ベートーヴェン:交響曲第5番ハ短調作品67「運命」
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮
ベルリン・フルハーモニー管弦楽団
日POLYDOR 60024/28(独 POLYDOR 69855/9と同一録音)
1926年10月16日)、10月30日、1927年1月30日ベルリン録音
(古いコードのため雑音があります)
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(1886-1954)はベルリン生まれの大指揮者。
1922年アルトゥール・ニキシュ(1855-1922)の後任としてベルリン・フィルの常
任指揮者に就任した。この「運命」はフルトヴェングラーの初のレコード録音
で、1925年に始まったマイクロフォンを使用した電気録音だが、ドイツ・ポリ
ドール社は米ブランズウィック社が考案したライト・レイ方式の電気録音を採用
した。若き日の大指揮者の姿が浮き彫りにされているような素朴で力強い音であ
る。全曲を3回のセッションに分けての録音。フルトヴェングラーは10年後の
1937年にこの曲を同じベルリン・フィルと再録音している。本シリーズ78CDR-
3521で出ている。比較試聴は興味深い。
復刻には「音のエジソン」 http://www.otono-edison.com/ SPレコード専用
MC型カートリッジ(3mil針)とコルグのNu 1DSD録音機を使用した。

78CDR-3876
シューマン:ピアノ五重奏曲変ホ長調作品44
リュセット・デカーヴ(ピアノ)
ブイヨン弦楽四重奏団
ガブリエル・ブイヨン(第1ヴァイオリン)
アルベール・ロカテッリ(第2ヴァイオリン)
アンリ・ブノワ(ヴィオラ)
カミーユ・ドゥローベル(チェロ)
仏 DISQUES GRAMOPHONE DB5138/41
1941年3月18日パリ、ペルーズ・スタジオ録音
ピアノのリュセット・デカーヴ(1906-1993)は幼少時からマルグリット・ロン
(1874-1966)に師事し、パリ音楽院では1923年にイヴ・ナット(1890-1956)のクラ
スで一等賞を得た。その後音楽院でロンやナットの助手になり1947年に教授に選
任され1976年に引退するまでその地位にあった。門下生にはラベック姉妹、ブル
ーノ・リグット、パスカル・ロジェ等がいる。ブイヨン四重奏団はガブリエル
・ブイヨン(1896-1984)によって結成された。ヴィオラのアンリ・ブノワとチェ
ロのカミーユ・ドゥローベルはカペー四重奏団のメンバーだった。デカーヴと
ブイヨン四重奏団はこのシリーズでフランクのピアノ五重奏曲(78CDR-3713)が
出ている。
復刻には「音のエジソン」 http://www.otono-edison.com/ SPレコード専用
MC型カートリッジ(3mil針)とコルグのNu 1DSD録音機を使用した。

78CDR-3877
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ第33番変ホ長調 K.481
リュセット・デカーヴ(ピアノ)
アンドレ・アスラン(ヴァイオリン)
仏 DISQUE GRAMOPHONE W1573/74
1941年3月17日パリ、ペルーズ・スタジオ録音
ピアノのリュセット・デカーヴ(1906-1993)は幼少時からマルグリット・ロン
(1874-1966)に師事し、パリ音楽院では1923年にイヴ・ナット(1890-1956)のクラ
スで一等賞を得た。その後音楽院でロンやナットの助手になり1947年に教授に選
任され1976年に引退するまでその地位にあった。門下生にはラベック姉妹、ブル
ーノ・リグット、パスカル・ロジェ等がいる。アンドレ・アスラン(1895-1993
)はフランスのヴァイオリン奏者。パリ音楽院出身。
復刻には「音のエジソン」 http://www.otono-edison.com/ SPレコード専用
MC型カートリッジ(3mil針)とコルグのNu 1DSD録音機を使用した。
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22-06 No.1 [音楽]

★ダイレクト・トランスファー CD-R 2022年6月新譜 3点発売★
発売予定:2022年6月下旬発売予定 価格:各1枚 ¥800(税込み)
※セット販売ではありません。1枚づつお申し込みいただけます。

78CDR-3872
ショパン:
アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ作品22
華麗なる大ワルツ変ホ長調作品18
クラウディオ・アラウ(ピアノ)
トーマス・シャーマン指揮
リトル・オーケトラ・ソサイエティ
英COLUMBIA LX1267/8 (米COLUMBIA 72728/9D と同一録音)
1947年11月8日、11月14日ニューヨーク録音
クラウディオ・アラウ(1903-1991)は南米チリ生まれ。1911年7歳の時チリ政府の援
助でドイツに留学。ベルリンのシュテルン音楽院で大作曲家でピアニストのフラン
ツ・リスト(1811-1886)の最後の弟子だったマルティン・クラウゼ(1853-1911)に師
事した。1914年ベルリン・デビュー。1925年母校シュテルン音楽院の教授に就任し
た。1941年にカーネギー・ホールにデビュー、本拠をアメリカに移しレコード録音
も始めた。これは巨匠アラウの初期のもので、あまり知られていない演奏。指揮者
のトーマス・シャーマン(1917-1979)はニューヨーク生まれ。指揮法をオットー・
クレンペラーに師事した。1939年から41年アメリカ軍に入隊、軍楽隊の指揮者をつ
とめた。1947年自らリトル・オーケストラ・ソサイエティを創設した。
復刻には「音のエジソン」 http://www.otono-edison.com/ SPレコード専用MC型
カートリッジ(3mil針)とコルグのNu 1DSD録音機を使用した。

78CDR-3873
メンデルスゾーン:交響曲第4番イ長調作品90「イタリア」
セルゲイ・クーセヴィツキー指揮
ボストン交響楽団
仏 DISQUES GRAMOPHONE DB2605/07 (米Victor 8889/91 と同一録音)
1935年1月23日ボストン・シンフォニー・ホール録音
セルゲイ・クーセヴィツキー(1874-1951)はロシア帝国トヴェリ生まれ。モスクワ
・フィルハーモニー協会音楽演劇学校(現ロシア舞台芸術大学)卒業後コントラバス
奏者として活動を始めた。1908年にベルリンで指揮者デビューし、ロシア革命後の
1920年にパリに移住。1924年にピエール・モントゥーの後任としてアメリカのボス
トン交響楽団の常任指揮者となり1949年までつとめた。後任はシャルル・ミュン
シュ。クーセヴィツキーはボストン交響楽団を世界的に有名にした。またフランス
の作曲家モーリス・ラヴェルにムソルグスキーのピアノ曲「展覧会の絵」のオーケ
ストラ編曲を依頼したことも知られている。レコード録音はすべて米VICTOR。
復刻には「音のエジソン」 http://www.otono-edison.com/ SPレコード専用MC型
カートリッジ(3mil針)とコルグのNu 1DSD録音機を使用した。

78CDR-3874
サン=サーンス:
チェロ協奏曲第1番イ短調作品33(単一楽章)
グレゴール・ピアティゴルスキー(チェロ)
フレデリック・ストック指揮
シカゴ交響楽団
米 COLUMBIA 11440/41
1940年3月6日シカゴ、シンフォニー・ホール録音
グレゴール・ピアティゴルスキー(1903-1976)はウクライナのドニプロペトロウシ
ク生まれのチェロ奏者。モスクワ音楽院に学び、15歳でボリショイ劇場の首席チェ
リスト。18歳の時、短期間ベルリン・フィルの首席チェリストをつとめた。1929年
に渡米、1942年アメリカの市民権を得た。1941年から1949年までフィラデルフィア
のカーティス音楽院チェロ科の主任教授をつとめた後、晩年はカリフォルニアで暮
らした。指揮者のフレデリック・ストック(1872-1942)はドイツ生まれ。1895年ア
メリカのシカゴ交響楽団入った。1911年にシカゴ交響楽団の終身音楽監督。
復刻には「音のエジソン」 http://www.otono-edison.com/ SPレコード専用MC型
カートリッジ(3mil針)とコルグのNu 1DSD録音機を使用した。
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22-05 No.1 [音楽]

★ダイレクト・トランスファー CD-R 2022年5月新譜 3点発売★
発売予定:2022年5月下旬発売予定 価格:各1枚 ¥800(税込み)
※セット販売ではありません。1枚づつお申し込みいただけます。

78CDR-3869
ドヴォルザーク:
交響曲第9番ホ短調作品95「新世界より」
ニコライ・マルコ指揮
デンマーク国立放送交響楽団
HMV Z.7008/12
1949年デンマーク録音
ニコライ・マルコ(1883-1961)はウクライナ生まれ。父親がウクライナ人、母親が
ロシア人。1906年ペテルブルク大学を卒業後、1909年にペテルブルク音楽院を修了、
マリインスキー劇場の指揮者にに就任、6年後に首席指揮者に昇格した。1909年よ
りミュンヘンでフェリックス・モットルに指揮法を師事した。1918年にヴィテプス
ク音楽院の楽院長に就任し、1921年からモスクワ音楽院で教鞭を執った。さらにキ
エフ、ハリコフでも指揮法の指導にあたった。1925年からレニングラード音楽院教
授に就任、翌1926年にはレニングラード・フィルハーモニー交響楽団に常任指揮者
になったが、1928年その座をアクサンドル・ガウクに譲り、1929年に西側からの出
演要請を受けたのを機に、妻と一緒にソビエト連邦を去り、ウィーン、プラハに移
住、さらにコペンハーゲンでデンマーク国立放送交響楽団の創設に携わり永久客演
指揮者の称号を与えられた。1940年にアメリカに渡り指揮法の教師をつとめた。コ
ペンハーゲン時代からEMIに多くの録音を残している。さらに1956年オーストラリ
アのシドニー交響楽団の首席指揮者に就任し、1961年シドニーで没するまで音楽監
督の地位にあった。1959年には東京交響楽団の招きで来日している。
復刻には「音のエジソン」 http://www.otono-edison.com/ SPレコード専用MC型
カートリッジ(3mil針)とコルグのNu 1DSD録音機を使用した。

78CDR-3870
モーツァルト:弦楽四重奏曲第23番ヘ長調 K.590
レナー弦楽四重奏団
イェノ・レナー(第1ヴァイオリン)
ヨーゼフ・スミロヴィッツ(第2ヴァイオリン)
シャーンドル・ロート(ヴィオラ)
イムレ・ハルトマン(チェロ)
英 COLUMBIA LX808/10
1939年2月8日ロンドン録音
レナー弦楽四重奏団はハンガリーのブダペスト音楽院出身の4人によって1918年に
結成された。4人は1884年生まれと1885年生まれの同年代である。1920年のウィー
ンでデビューした。デビュー前の2年間は田舎の村で共同生活をして1日12時間の練
習を重ねたと伝えられる。1922年にロンドン・デビュー、同時にイギリスColumbia
の専属アーティストになった。この録音は結成後20年が経った頃のもの。熟成した
演奏を披露している。
復刻には「音のエジソン」 http://www.otono-edison.com/ SPレコード専用MC型
カートリッジ(3mil針)とコルグのNu 1DSD録音機を使用した。

78CDR-3871 ※機械式録音(電機録音以前)の復刻音源
J.S.バッハ(ターティス編):シャコンヌ(ヴィオラ版)
ライオネル・ターティス(ヴィオラ)
米 COLUMBIA 67071D/72D(英 COLUMBIA L-1644/5と同一録音)
1925年11月25日録音
ライオネル・ターティス(1876-1975)はイギリス北部のウェストハートルプール生
まれ。ライプツィヒ音楽院とロンドン王立音楽院でヴァイオリンを学ぶ。王立音楽
院在学中に弦楽四重奏でヴィオラを弾いたことがきっかけでヴィオラに転向、その
後ソリストや室内楽で活躍した。20世紀初頭までヴィオラは独奏楽器ではなかった
が、ターティスらの登場で、ヴィオラの独奏曲が多く作られるようになった。ター
ティスは1975年にロンドンで死去。ターティスを記念して1980年にライオネル・タ
ーティス国際ヴィオラ・コンクールが設立された。この「シャコンヌ」はヴァイオ
リンの原曲を5度低く移調している。機械式録音の最末期の録音。
復刻には「音のエジソン」 http://www.otono-edison.com/ SPレコード専用MC型
カートリッジ(3mil針)とコルグのNu 1DSD録音機を使用した。
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22-04 No.1 [音楽]

★ダイレクト・トランスファー CD-R 2022年4月新譜 4点発売★
発売予定:2022年4月下旬発売予定 価格:各1枚 ¥800(税込み)
※セット販売ではありません。1枚づつお申し込みいただけます。

78CDR-3865
ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲第7番変ロ長調 作品97「大公」
アルトゥール・ルービンシュタイン(ピアノ)
ヤッシャ・ハイフェッツ(ヴァイオリン)
エマヌエル・フォイアマン(チェロ)
米 RCA VICTOR 11-8482/86
1941年9月12日&13日ニューヨーク録音
「百万ドル・トリオ」と呼ばれたこのトリオの代表作。日米開戦の3カ月前にニュ
ーヨークで録音された。ピアノのアルトゥール・ルービンシュタイン(1887-1982)
はポーランド出身。20世紀を代表するピアニストの一人。前半生をヨーロッパで、
後半生はアメリカで活躍した。演奏家キャリアは80年以上。ヴァイオリンのヤッ
シャ・ハイフェッツ(1901-1987)は旧ロシア帝国のヴィリナ生まれ。 3歳でヴァ
イオリンをはじめ、1910年にサンクトペテルブルク音楽院に入学し、名ヴァイオ
リン教師レオポルド・アウアー(1845-1930)に師事した。第1次世界大戦(1914-
1918)中に一家でアメリカに渡り、1925年にアメリカの市民権を得た。その後大
ヴァイオリニストとして君臨した。チェロのエマヌエル・フォイアマン(1902-
1942)はウクライナのコロミア生まれ。ライプツィヒの音楽院で名教授ユリウス
・クリンゲル(1859-1933)に師事した。ナチスを逃れて一時スイスに居を構えた
が1938年アメリカに移住した。フィラデルフィアのカーティス音楽院で教える一
方、上記の二人とのトリオで活躍したが、1942年に40歳の若さでニューヨークで
死去した。
復刻には「音のエジソン」 http://www.otono-edison.com/ SPレコード専用MC
型カートリッジ(3mil針)とコルグのNu 1DSD録音機を使用した。

78CDR-3866
ブラームス
ヴァイオリン・ソナタ第3番ニ短調作品108
パウル・コハンスキ(ヴァイオリン)
アルトゥール・ルービンシュタイン(ピアノ)
日VICTOR JD-41/3 (英HMV DB17828/30と同一録音)
1932年6月15日ロンドン、小クイーンズ・ホール録音
パウル・コハンスキ(1887-1934)は 7歳の時ウクライナのオデッサで、レオポルド
・アウアー門下のエミル・ムウィナルスキに師事。1898年ムウィナルスキはワル
シャワに行き、1901年ワルシャワ・フィルハーモニーを創設すると、14歳のコハン
スキをコンサートマスターに任命した。その後コハンスキはワルシャワの上流階級
の支援をうけブリュッセルの王立音楽院に留学、4年後に首席で卒業した。ほどな
くポーランド出身の大ピアニスト、アルトゥール・ルービンシュタイン(1887-1982)
と出会い、ロンドン、ニューヨークにデビュー、1924年から没年までジュリアード
音楽院で教鞭をとりながら演奏活動を続け、1934年に癌のため死去した。享年47歳。
原盤番号の末尾の卍印はEMIのアラン・ブラムレイン(1903-1942)が開発した新型
カッターを採用した録音の印で、程なく□印に変わった。
復刻には「音のエジソン」 http://www.otono-edison.com/ SPレコード専用MC
型カートリッジ(3mil針)とコルグのNu 1DSD録音機を使用した。

78CDR-3867
モーツァルト:
ピアノ・ソナタ第5番ト長調 K.283
ピアノ・ソナタ第18番ニ長調 K.576
クラウディオ・アラウ(ピアノ)
加 VICTOR 18279/81
1941年2月20-27日ニューヨーク、VICTOR Studios - Studio No.2録音
クラウディオ・アラウ(1903-1991)は南米チリ出身のピアニスト。1911年チリ政府
の援助でドイツに留学。ベルリンのシュテルン音楽院で大作曲家でピアニストのフ
ランツ・リスト(1811-1886)の最後の弟子だったマルティン・クラウゼ(1853-1911)
に師事した。1914年ベルリン・デビュー。1925年母校シュテルン音楽院の教授に就
任した。1935年からベルリンでバッハとモーツァルトのクラヴィーア曲全曲演奏会
を開いた。1941年にカーネギー・ホールにデビュー。本拠をアメリカに移し、
VICTORに録音を始めた。これはその最初期のもの。その後アメリカCOLUMBIA(1940-
1950)、英EMI(1950年代)、オランダPHILIPS CLASSICS(1960年代-1980年代)に多く
の録音を残した。Track⑤で終結部が音の途中で切れているのは原盤通り。演奏時
間が規定より長かったため録音エンジニアが最終音の途中でリードアウトを作成し
たため。
復刻には「音のエジソン」 http://www.otono-edison.com/ SPレコード専用MC
型カートリッジ(3mil針)とコルグのNu 1DSD録音機を使用した。

78CDR-3868
モーツァルト:交響曲第40番ト短調 K.550
フレデリック・ストック指揮
シカゴ交響楽団
米 VICTROLA 7394/96
1930年12月22日シカゴ、220Sミシガン・アヴェニュ、オーケストラ・ホール録音
フレデリック・ストック(1872-1942)はドイツ出身のアメリカの指揮者。軍楽隊長
だった父親から初期の音楽教育を受け、13歳でケルン音楽院のヴァイオリン科に入
る。1890年に卒業しケルン市立管弦楽団のヴァイオリン奏者になった。1895年アメ
リカのシカゴ交響楽団員候補者を見つけるためにドイツ訪問中のドイツ人指揮者セ
オドア・トマス(1835-1905)に出会い、オーディションの結果シカゴ交響楽団の
ヴィオラ奏者に選ばれた。渡米後指揮者としての才能を認められ、1899年に准指揮
者に昇格。1905年にトマスが急逝するとシカゴ交響楽団の音楽監督の地位を引き継
いだ。1911年シカゴ交響楽団の終身音楽監督になった。録音は1916年にColumbiaに、
その後Victorにも録音をした。シカゴ交響楽団におけるストックの任期(37年間)は
オーマンディのフィラデルフィア管弦楽団と並んでアメリカ人指揮者の最長記録。
今や忘れられた名指揮者フレデリック・ストックの演奏を是非楽しんでいただきた
い。
復刻には「音のエジソン」 http://www.otono-edison.com/ SPレコード専用MC
型カートリッジ(3mil針)とコルグのNu 1DSD録音機を使用した。
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22-03 No.1 [音楽]

★ダイレクト・トランスファー CD-R 2022年3月新譜 2点発売★
発売予定:2022年3月下旬発売予定 価格:各1枚 ¥800(税込み)
※セット販売ではありません。1枚づつお申し込みいただけます。
※今月は編成の都合で2タイトルの発売となります。

78CDR-3863
ガーシュウィン:ラプソディ・イン・ブルー
グローフェ:組曲「グランド・キャニオン」
ポール・ホワイトマン・オーケストラ
英ブランズウィック A 5133 (米DECCA 29052 と同一録音)(ガーシュウィン)
加 VICTOR 36301/4 (米RCA VICTOR 36052/5と同一録音)(グローフェ)
1938年10月23日(ガーシュウィン)& 1932年4月26日(グロフェ)録音
ポール・ホワイトマン(1890-1967)はアメリカのバンドリーダー、作曲家で両曲
の初演指揮者。ホワイトマンがジョージ・ガーシュウィン(1898-1937)に作曲を
依頼した「ラプソディ・イン・ブルー」は1924年の機械式(ラッパ)録音(VICTOR)、
1927年の電気録音(VICTOR)とこの1938年のDECCA 録音と3回録音している。「グ
ランド・キャニオン」の作曲者、ファーディ・グローフェ(1892-1972)はニュー
ヨーク生まれ。1920年にポール・ホワイトマン楽団にピアニスト、アレンジャー
として入り、ガーシュウィンの「ラプソディ・イン・ブルー」の編曲で名声を博
した。
復刻には「音のエジソン」 http://www.otono-edison.com/ SPレコード専用MC
型カートリッジ(3mil針)とコルグNu1DSD録音機を使用した。

78CDR-3864
チャイコフスキー:弦楽セレナード ハ長調作品48
ウィレム・メンゲルベルグ指揮
アムステルダム・コンセトヘボウ管弦楽団弦楽セクション
チェコ ULTRAPHON G14219/21(独 TELEFUNKEN SK2901/3と同一録音)
1938年11月7日アムステルダム録音
ウィレム・メンゲルベルグ(1871-1951)はオランダの大指揮者。1895年24歳でア
ムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団の首席指揮者に就任した。さらに1921
年-30年には合併前のニューヨーク・フィルハーモニー管弦楽団の首席指揮者を
兼任。レコード録音は機械式録音と電気録音のニューヨーク録音は米VICTOR、
電気録音初期のコンセルトヘボウとの録音は英COLUMBIAと独ODEON に、電気録音
完成期には独TELEFUNKENに行った。またコンセルトヘボウとのライヴ放送録音
はLP時代になって蘭PHILIPS から発売された。この録音はTELEFUNKEN時代のもの
で、チェコのULTRAPHON盤から復刻した。
復刻には「音のエジソン」 http://www.otono-edison.com/ SPレコード専用MC
型カートリッジ(3mil針)とコルグNu1DSD録音機を使用した。
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22-02 No.1 [音楽]

★ダイレクト・トランスファー CD-R 2022年2月新譜 4点発売★
発売予定:2022年2月下旬発売予定 価格:各1枚 ¥800(税込み)
※セット販売ではありません。1枚づつお申し込みいただけます。

78CDR-3859
パガニーニ(ウィルヘルミ編曲):
ヴァイオリン協奏曲第1番ニ長調作品 6(単一楽章)
ラースロ・セントジェルジ(ヴァイオリン)
クレメンス・シュマルシュティッヒ指揮
ベルリン国立歌劇場管弦楽団
独 HMV EH418/19
1929年10月録音
ラースロ・セントジェルジ(1910- ?)はハンガリーのヴァイオリニスト。ブダペ
スト音楽院でオスカル・ステューデルとイエノ・フバイ(1858-1937)に師事した。
1927年フランクフルトで開催された世界博覧会でブダペスト交響楽団のソリスト
として登場した。1930年にはイエノ・フバイによって開かれたパリでの演奏会で
輝かしい技巧を披露し大喝采を浴びた。SPレコードには十数枚の録音があるが、
その後の消息は不明。クレメンス・シュマルシュティッヒ(1880-1960)はドイツ
の指揮者、作曲家。1927年ドイツのELECTROLA 社の音楽監督を務めたことがあり、
この録音はその時期のもの。
復刻には「音のエジソン」 http://www.otono-edison.com/ SPレコード専用MC
型カートリッジ(3mil針)とコルグNu1DSD録音機を使用した。

78CDR-7860
ベートーヴェン:
ヴァイオリン・ソナタ第5番ヘ長調作品24「春」
アレクサンドル・モギレフスキー(ヴァイオリン)
レオニード・クロイツアー(ピアノ)
日 POLYDOR 5027/29
1931年東京録音
アレクサンドル・モギレフスキー(1885-1953)はウクライナのオデッサ生まれ。
7歳でヴァイオリンを始めロストフの音楽学校で学んだ後モスクワに出てヤン・
グルジマリに師事した。モスクワでは弦楽四重奏団を組織したり教員生活を送っ
た後1922年にパリに移住し、ヴァイオリン奏者で弦楽四重奏団のリーダーのリュ
シアン・カペー(1873-1928)とも親交をもった。ロシア系の豊麗な音色に加えて
フランス風の洗練された独自の音色を身につけた。1926年11月初来日、1930年に
再度来日してから1953年に亡くなるまで、演奏家として、また優れた教師として
日本の音楽界に多大な貢献をした。ピアノのレオニード・クロイツァー(1884-
1953)はロシア生まれの名ピアニスト。1931年初来日。1933年に再来日。近衛秀
麿の要請で帰国せず1937年から亡くなるまで東京音楽学校(現東京藝術大学)教授
をつとめた。これは第1回の来日時の録音。
復刻には「音のエジソン」 http://www.otono-edison.com/ SPレコード専用MC
型カートリッジ(3mil針)とコルグNu1DSD録音機を使用した。

78CDR-3861
シューマン:幻想曲ハ長調 作品17
エトヴィン・フィッシャー(ピアノ)
英 HMV DB6959/61
1949年5月30-31日ロンドン録音
エトヴィン・フィッシャー(1886-1960)はスイス生まれ。主にドイツで活躍した
ピアニストで指揮者、教育者でもあった。ベルリンでリストの最後の弟子だった
マルティン・クラウゼ(1853-1918)に師事した。1933年にEMIのアーティストとな
り、J.S.バッハの「平均律クラヴィーア曲集」全曲(78CDR-1142/46)の世界初録
音を行った。1942年にスイスに戻った。フィッシャーはこのシリーズで多数出て
いる。
復刻には「音のエジソン」 http://www.otono-edison.com/ SPレコード専用MC
型カートリッジ(3mil針)とコルグNu1DSD録音機を使用した。

78CDR-3862
モーツァルト:
幻想曲ハ短調 K.475
ピアノ・ソナタ第14番ハ短調 K.457
リリー・クラウス(ピアノ)
英 PARLOPHONE R 20438/41
1939年2月28日&4月19日ロンドン録音
リリー・クラウス(1905-1986)はハンガリー生まれの女流ピアニスト。17歳でブ
ダペト音楽院に入り、ベラ・バルトーク(1881-1945)とゾルタン・コダーイ(1882
-1967)に師事した。1922年ウィーンに赴きウィーン音楽アカデミーでアルトゥー
ル・シュナーベル(1882-1951)とエドゥアルト・シュトイアマン(1892-1964)につ
いてさらに研鑽を積んだ。1930年代からモーツァルトやベートーヴェンの演奏家
として名声をあげ、ヴァイオリンのシモン・ゴールドベルグ(1909-1993)と共演
して世界各国で評判をとった。第2次世界大戦後はイギリス国籍を取得し、その
後アメリカで活躍した。
復刻には「音のエジソン」 http://www.otono-edison.com/ SPレコード専用MC
型カートリッジ(3mil針)とコルグNu1DSD録音機を使用した。
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22-01 No.1 [音楽]

★これまでダイレクト・トランスファー・シリーズのDSDファイルのUSBメモリー
での販売も行ってまいりましたが、DSDファイルのダウンロード販売の環境も
整ってまいりましたので、USBメモリーでの販売は終了とさせていただきます。
ダウンロード販売は引き続き下記のサイトで行っておりますので、ご利用を
よろしくお願いいたします。
ダウンロード・販売サイト: https://shinshuu.com/dsda/

★You Tubeで一部タイトルが試聴できます。
https://www.youtube.com/channel/UCMZSL60J-WC_7wzpo4_2EXg/

★ダイレクト・トランスファー CD-Rシリーズ 価格改定のご案内★
コロナ・ウィルスの影響で演奏会の中止など相次ぐ中、ご自宅でのCD鑑賞の時間
が増える事と思いますのが、この機会により多くの音楽ファンにダイレクト・ト
ランスファーCD-Rの素晴らしさをお聴きいただきたく、通常価格を改定いたしま
した。たくさんのご利用をお待ちしております。

CD-R:800円 プレスCD:1000円(税込み)

★送料サービスのご案内
ダイレクト・トランスファー・シリーズは、代金を当店口座にお振込みいただ
ける場合は、送料サービスで発送させていただきます。

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★ダイレクト・トランスファー CD-R 2022年1月新譜 2点発売★
発売予定:2022年1月下旬発売予定 価格:各1枚 ¥800(税込み)
※セット販売ではありません。1枚づつお申し込みいただけます。
※今月は編成の都合で2タイトルの発売となります。

78CDR-3857
ショパン:
ピアノ・ソナタ第3番ロ短調作品58
マズルカ第5番変ロ長調作品 7-1
幻想即興曲嬰ハ短調作品66
エチュードヘ短調作品25-2 -
エチュード変ト長調作品10-5「黒鍵」
ワルツ第7番嬰ハ短調作品64-2
アレクサンダー・ブライロフスキー(ピアノ)
米 RCA VICTOR 1650/3, set DM548(auto)(英HMV DB3700/2と同一録音)
(ソナタ第3番)1938年録音
独 POLYDOR 95324(マズルカ&幻想即興曲)1929年録音
仏 POLYDOR 95140 ( エチュード&ワルツ)1928年録音
アレクサンダー・ブライロフスキー(1896-1976)はウクライナのキエフ生まれ。
1911年にキエフ音楽院をゴールドメダルを得て卒業し、1914年までウィーンで
テオドール・レシェティツキ(1830-1915)に師事してさらに研鑽を積んだ。そ
の後チューリッヒでフェルッチョ・ブゾーニ(1866-1924)に、最後にフランシ
ス・プランテ(1839-1934)についた。1926年にはフランスの市民権を得た。ブ
ライロフスキーはショパンの全160曲のピアノ作品を6回のコンサートで演奏す
る史上初の快挙をうちたて、その一部ではショパンの所有したピアノを演奏し
た。ブライラフスキーはこのシリーズで1928年録音のショパン:ピアノ協奏曲
第1番(78CDR-3542)が出ている。一味違うヨーロッパ時代のブライロフスキー
の演奏に是非耳を傾けて頂きたい。
復刻には「音のエジソン」 http://www.otono-edison.com/ SPレコード専用
のMC型カートリッジ(3mil針)とコルグのNu 1 DSD録音機を使用した。

78CDR-3858
モーツァルト:ホルン協奏曲第2番変ホ長調 K.417
グラズノフ:夢 作品24
オーブリー・ブレイン(ホルン)
ジョゼフ・バッテン指揮ロイヤル交響楽団(モーツァルト)
マリオン・ブレイン(ピアノ)(グラズノフ)
英 EDISON BELL X508/9 1926年頃録音
オーブリー・ブレイン(1893-1955)は20世紀前半に活躍したイギリスの名ホル
ン奏者、デニス・ブレイン(1921-1957)の父親。1911年王立アカデミーで奨学
金を受け、同年新交響楽団の首席奏者に就任。翌1912年には大指揮者アルトゥ
ール・ニキシュ指揮ロンドン交響楽団の北米楽旅に参加した。1923年から母校
の王立アカデミーでホルンを教えはじめた。その生徒の一人が息子のデニス・
ブレインだった。指揮者のジョゼフ・バッテン(1885-1955)は初期の英国レコ
ード界で活躍した人物。音楽はほぼ独学。蝋管レコード時代から活躍し、1914
年EDISON BELL社に入り、後に英国COLUMBIAに移った。レコード会社専属のハ
ウス・コンダクターの一人だった。ピアノのマリオン・ブレインはオーブリ
ー・ブレイン夫人。デニス・ブレインの演奏するモーツァルト:ホルン協奏曲
第2番&第4番はこのシリーズで78CDR-3291、オーブリー・ブレインの演奏する
ホルン協奏曲第3番は78CDR-3272が出ている。
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のMC型カートリッジ(3mil針)とコルグのNu 1 DSD録音機を使用した。
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21-12 No.1 [音楽]

★これまでダイレクト・トランスファー・シリーズのDSDファイルのUSBメモリー
での販売も行ってまいりましたが、DSDファイルのダウンロード販売の環境も
整ってまいりましたので、USBメモリーでの販売は終了とさせていただきます。
ダウンロード販売は引き続き下記のサイトで行っておりますので、ご利用を
よろしくお願いいたします。
ダウンロード・販売サイト: https://shinshuu.com/dsda/

★You Tubeで一部タイトルが試聴できます。
https://www.youtube.com/channel/UCMZSL60J-WC_7wzpo4_2EXg/

★ダイレクト・トランスファー CD-Rシリーズ 価格改定のご案内★
コロナ・ウィルスの影響で演奏会の中止など相次ぐ中、ご自宅でのCD鑑賞の時間
が増える事と思いますのが、この機会により多くの音楽ファンにダイレクト・ト
ランスファーCD-Rの素晴らしさをお聴きいただきたく、通常価格を改定いたしま
した。たくさんのご利用をお待ちしております。

CD-R:800円 プレスCD:1000円(税込み)

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ける場合は、送料サービスで発送させていただきます。

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★ダイレクト・トランスファー CD-R 2021年12月新譜 3点発売★
発売予定:2021年12月下旬発売予定 価格:各1枚 ¥800(税込み)
※セット販売ではありません。1枚づつお申し込みいただけます。


78CDR-3854 ※電気録音編
きよしこの夜(下)
ヨーゼフ・モール(1792-1848)作詞
フランツ・クサヴァー・グルーバー(1787-1963)作曲
今回は1925年以降のマイクロフォンを使用した通称電気録音編。
「きよしこの夜」は1818年12月25日オーストリアのオーベルンドルフの聖ニコ
ラウス教会で初演された。クリスマス・イヴの前日、教会のオルガンが故障し
てクリスマスに歌う讃美歌の伴奏ができなくなり、グルーバーにギター伴奏の
讃美歌を依頼した。用意されていた詩にグルーバーが作曲しこの曲が出来上がっ
た。以降この曲はクリスマスになると世界中で歌われるようになった。
日本語の訳詞は由木康(ゆうきこう)(1896-1985)によって書かれた。
復刻には「音のエジソン」 http://www.otono-edison.com/ SPレコード専用
のMC型カートリッジ(3mil針)とコルグのNu 1 DSD録音機を使用した。

(1)ロッテ・レーマン(ソプラノ) オルガン伴奏
COLUMBIA S30062(JP) 原盤:独ODEON O-4810 ドイツ語歌唱 1928年9月4日録音
ロッテ・レーマン(1888-1976)はドイツ生まれのソプラノ。ヨーロッパで大成功
した後、1935年ナチス・ドイツの迫害を逃れアメリカに渡り永住権を得た。

(2)エリーザベト・シューマン(ソプラノ)
ハーバート・ドーソン(オルガン)
HMV DA1667(U.K.) 英語歌唱 1938年10月22日ロンドン、アビーロード録音
エリーザベト・シューマン(1888-1952)はドイツ生まれの名ソプラノ。この録音
直後にアメリカに移住した。オペラ、宗教曲、リートと幅広いレパートリーを
誇った。

(3)ウェストミンスター合唱団(ジョン・フィンリー・ウィリアムソン指揮)
COLUMBIA 55009(U.S.) 英語歌唱 1941年ニューヨーク録音
ウェストミンスター合唱団は1920年に指揮者のジョン・フィンリー・ウィリア
ムソンによってニューヨークに創設された。現在も活動している。

(4)エリーザベト・シュヴァルツコップ(ソプラノ)
ジョン・プリッチャード指揮
フィルハーモニア管弦楽団&コヴェント・ガーデン合唱団
COLUMBIA LO-86(Australia) 英語歌唱 1949年3月3日アビー・ロード録音
エリーザベト・シュヴァルツコップ(1915-2006)はドイツ生まれのイギリスのソ
プラノ。リートとオペラの両分野で活躍した。

(5)ベルリン・モテット合唱団(ギュンター・アルント指揮)
POLYDOR P35(JP) 英語歌唱 1952年録音
戦後のLP時代に録音された合唱。


78CDR-3855
ベートーヴェン:
交響曲第3番変ホ長調作品55「英雄」
ハンス・プフィツナー指揮
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
仏 POLYDOR 66939/44
1929年ベルリン録音
ハンス・プフィツナー(1869-1949)はドイツの後期ロマン派を代表する作曲家の
一人。ドイツ人の両親のもとにロシアで生まれた。幼少時ドイツに移住し、指
揮者としての地位を固めた後、徐々に作曲活動を活発化させて行った。プフィ
ツナーが指揮者として活躍した時代は、機械式録音から電気録音への移行期
だった。プフィッツナーのベートーヴェン交響曲はこのシリーズで第4番(78CDR
-3840)(1924年機械式録音)、第6番「田園」(78CDR-3843)(1930年電気録音)、
第8番(78CDR-3847)(1933年電気録音)が出ている。
復刻には「音のエジソン」http://www.otono-edison.com/SPレコード専用MC型
カートリッジ(3mil針)とコルグのNu 1DSD録音機を使用した。

78CDR-3856 ※機械式録音盤(電気録音以前)の復刻音源
ベートーヴェン:
交響曲第6番ヘ長調作品68「田園」
交響曲第8番ヘ長調作品93 - 第2楽章
ハンス・プフィツナー指揮
ベルリン新交響楽団(6番)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(8番)
独GRAMOPHONE 69642/7
1923年12月ベルリン録音
ハンス・プフィツナーのこの曲の第1回目の録音。機械式録音(通称ラッパ吹き
込み)。ハンス・プフィツナー(1869-1949)はドイツの後期ロマン派を代表する
作曲家の一人。ドイツ人の両親のもとにロシアで生まれた。幼少時ドイツに移
住し、指揮者としての地位を固めた後、徐々に作曲活動を活発化させていった。
プフィツナーが指揮者として活躍した時代は、機械式録音から電気録音への移
行期だった。プフィッツナーのベートーヴェン交響曲はこのシリーズで第3番
「英雄」(78CDR-3855)(1929年電気録音)、第4番(78CDR-3840)(1924年機械録音)、
第6番「田園」(78CDR-3843)(1930年電気録音)、第8番(78CDR-3847)(1933年電気
録音)が出ている。
復刻には「音のエジソン」http://www.otono-edison.com/SPレコード専用MC型
カーリッジ(3mil針)とコルグのNu 1DSD録音機を使用した。
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